私が花嫁の手紙を読まなかった理由

演出

花嫁の手紙朗読は披露宴で定番ともいえる演出ですが、
私は当日、手紙を読みませんでした。

といっても、以前ご紹介したように手紙自体は書いて準備していましたが、
ゲストの皆様の前で「朗読しなかった」、ということです。

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手紙自体は書いたほうが良い

まず、手紙自体は書こうと決めていました。

結婚の日は人生の大きな区切り、記念日になります。
この機会に日頃は言えない感謝の気持ちを伝えたい、
また、できればその場限りではなく、形にしてプレゼントしたいと思い、手紙を準備しました。

両親への贈り物の1つではありますが、
手紙を書くことで、私が今までの思い出を振り返ることができ、
両親のおかげで今の私があるんだなー、これから親孝行できたらいいなーと
素直な気持ちで、改めて感謝することができました。

読むかどうかはさておき、手紙を書くのはぜひオススメしたいです。

私が両親への手紙を読まなかった3つの理由

以下は手紙を読まなかった理由です。

あくまでも私個人の考えで、お手紙披露の演出自体を批判する意図はありません。
(実際、友達の披露宴ではお手紙の披露シーンでほっこりした温かい気持ちを頂いています。
結婚式に出席できてよかった~++ と思う素敵なシーンですよね)

理由1:わざわざ皆様に披露する必要性を感じない

手紙の内容は、ざっくり言うと
「今までこんな思い出があったよね。大事に育ててくれてありがとう。
 私の両親であることは変わらないから、これからもよろしくね」
という感じです。

そもそも「両親へ」向けた手紙なので、その内容は両親に伝わればそれで十分。
ゲストの方へ披露する必要はあるのか!? いや無い。(反語)
と私は考えました。

理由2:「ファミリーオース」と手紙の雰囲気が合わない

私たちは、挙式で「ファミリーオース」のセレモニーをしました。

すごく前向きなセレモニーをしたのに、
披露宴の最後で涙のシーンが来て、娘が家から離れて寂しい・・・という印象に
なってしまうのは違うなーと。
別の家庭にはなるけど、娘が消えて二度と会えなくなるわけでもないし^^;

また新たな家族として、これからもよろしくお願いします!』という
明るい雰囲気で終わりたかったんです。

理由3:(うっすら)両親の思いを聞けた

唯一心配したのは、私の両親が
手紙の披露を楽しみにしていたら残念に思うかな・・・ということ。

直接両親に相談はしませんでしたが、
これは幸運にも、両親の思いを聞けたことで心配が解消されました。

挙式前の正月の帰省中、いとこ家族がうちに遊びに来て
みんなで私の結婚の話していた時のこと。

最後の花嫁の手紙のシーンは、両親二人とも号泣だろうね~(^皿^*)
と言ったいとこに対し、
「泣いたり寂しくなる雰囲気は嫌だ」と両親が話していました。

おっ(=゚ω゚) これなら大丈夫そう・・・

ということで、手紙は朗読無しにさせてもらいました。

実際、結婚式の翌日に
「しんみりせず、最後まで楽しい雰囲気で良かったね」と言ってもらえました。

読まない代わりに、別の言葉を添えてプレゼント

こういう理由で手紙は読みませんでしたが、感謝の気持ちをしっかり込めて手紙を渡したつもりです。

マイクでひとこと言葉を添えたあと、花束と一緒に渡しました。

「今までありがとう。感謝の気持ちを手紙に書いたけど
 みんなの前で読み上げるのは恥ずかしいから、後でゆっくり読んでね。
 これからもよろしくお願いします」
という感じの内容です。

演出ありきではなく、自分がどうしたいか?で決める

最初でも述べましたが、花嫁の手紙は結婚式において
やっぱり定番の演出だと思います。

ゲストの中には、結婚式に出席するからには!と花嫁の手紙を楽しみにしておられる方も多いでしょう。
また式場のプランナーさんや司会者さんからも、手紙を読み上げるよう、一度は必ず勧められます。

でも、思うところがあれば強要されることはありません。
この頃は挙式スタイルもだいぶ自由になってきていますし、手紙を読む・読まないも新郎新婦次第です。

「花嫁は披露宴の最後に手紙を読むもんだ」
「披露宴の進行にも最初から組み込まれてるし、これは必須の演出!」
という先入観は捨てて、
両親への思いをどう伝えるか?が大事だと思います。

そして、自分たちがどうしたいか?を考えたうえで
読まないも良し、読み上げて披露するも良し!だと思います。

参列はご縁があればまたできる!
でも自分たちの結婚式は1回しかない!!

ということで(笑)、私の意向を優先させてもらいました。

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